4Xゲームを遊びたいけれど人数が集まらない……そんな悩みを解決するのが、拡張要素である「オートマタ(Automata)」です 。このシステムは単なる簡易ルールではなく、まるで実在のプレイヤーと対峙しているかのような、予測不能で挑戦的な挙動をシミュレートします 。
本記事では、1人プレイ(ソロプレイ)や少人数プレイ時に必須となるオートマタの基本ルールと、その独自のメカニクスを詳しく紹介します。
オートマタの基本概念
オートマタは、コアゲームに登場する7つのコア陣営のいずれかを担当し、プレイヤーのライバルとして立ちはだかります 。
- 専用コンポーネント:オートマタは専用の「エンパイアボード」、「AIプロトコルカード」、「AIビヘイビア(挙動)カード」を使用して動作します 。
- シンプルかつ強力:オートマタはプレイヤーと同じ複雑なリソース管理は行わず、カードの指示に従ってユニットの雇用(Recruit)や進軍(Advance)を自動的に実行します 。
AIプロトコルとビヘイビア(挙動)
オートマタの行動は、2種類のカードの組み合わせによって決定されます。
- AIプロトコルカード:そのターンにオートマタが実行するアクションのセットを示します。捨て札になったカードが「次のターンのアクション」を指定する独特の連鎖システムを採用しています 。
- AIビヘイビアカード:戦況に応じてオートマタの思考ルーチンが変化します。
- Aggressive(攻撃的):敵コロニーを積極的に包囲・攻撃します 。
- Defensive(防御的):自軍のコロニーを守り、敵の輸送を妨害します 。
- Expansive(拡張的):未開のセクターへ積極的に入植します 。
- Victory(勝利重視):勝利点(VP)目標の達成を最優先します 。
オートマタとの戦闘
オートマタとの戦闘は、プレイヤー同士の戦闘ルールをベースにしつつ、オートマタ専用の「AIタクティクスカード」を使用します 。
- ダイスレスの維持:オートマタ側もダイスは使いません。デッキから引かれたカードの「ユニット構成」と、プレイヤー側のユニット状況を照らし合わせてダメージが解決されます 。
- エリート・タクティクス:難易度設定やゲームの進行に応じて、オートマタもより強力な「エリート版」の戦術カードを使用するようになり、終盤の脅威度が増します 。
難易度とゲームモード
オートマタは設定次第でその強さを調整可能です。
- 難易度設定:AIプロトコルカードの枚数や、エリート・タクティクスの導入数によって「Normal」「Hard」「Impossible」の3段階に調整できます 。
- 複数のAI:最大2体のオートマタを導入可能で、2対2のチーム戦や、強力な「没落した文明(Fallen Civilization)」に立ち向かう協力型モードも楽しめます 。
まとめ
「オートマタ」の導入により、この広大な銀河はいつでもあなたを歓迎してくれます。洗練されたAIを相手に戦略を磨き、いつか訪れる対人戦に備えて帝国の指揮権を掌握しましょう。

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