『The 7th Citadel』応用編:希望を集めて街を再建「シタデル(城塞)」の構築・拡張ルール

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『The 7th Citadel』応用編:希望を集めて街を再建「シタデル(城塞)」の構築・拡張ルール 1人~4人用

前回の基本編でアクションの処理をマスターし、命からがら過酷な荒野を探索した皆さん。マップ上で木材や知識などの「資源」をたくさん手に入れたものの、「で、この資源は一体何に使うの?」「体力が減ってアクションデッキも限界に近いけど、どうやって回復すればいいの?」と立ち止まっていませんか?

前作『The 7th Continent』はひたすら未開の地を彷徨うストイックなサバイバルでしたが、本作『The 7th Citadel』には、そんな疲弊したプレイヤーを救う最大の目玉システム「シタデル(城塞)の再建」が用意されています!

本記事では、荒野から拠点へと帰還するタイミングから、持ち帰った資源を使って「街に新たな施設を建設する手順」、そして溜まった経験値(XP)を消費して「自分のアクションデッキを強力なスキルに組み替える(レベルアップする)方法」までを徹底解説します。

この拠点フェイズのルールをマスターすれば、本作は単なるサバイバルゲームから、遊ぶたびに自分たちや街が強くなっていく「エンジンビルド(街づくり)」の極上の面白さへと進化します。次回の冒険を劇的に有利にするために、荒廃したコミュニティをあなたたちの手で復興させましょう!

荒野からの帰還と「シタデル(城塞)」の役割

『The 7th Citadel』の最大の特徴は、常に死と隣り合わせの「荒野の探索」と、安全な場所で息を整えコミュニティを育てる「シタデル(拠点)での活動」という、2つの異なるフェイズが交互に展開していく点にあります。まずは、どうやって拠点に帰り、何を記録するのかを見ていきましょう。

過酷な探索を終えて:いつ、どうやって拠点に帰るのか?

荒野でボロボロになり、「これ以上探索を続けるのは危険だ!」と判断したとします。しかし、RPGのゲームのようにボタン一つで一瞬にして街へテレポート(ルーラ)できるわけではありません。

拠点へ帰還するためには、原則としてマップ上にある「シタデル(城塞)」の地形カードの場所まで自分の足で歩いて戻るか、あるいはシナリオ(Threatカード)の特定のイベントを達成して帰還の指示を受ける必要があります。無事にシタデルのマスに辿り着き、帰還のアクションを実行することで、晴れて探索フェイズが終了し、お待ちかねの「シタデル(拠点)フェイズ」へと移行します。

コミュニティの要「Citadel Leaflet(記録用紙)」の使い方

シタデルに帰還したら、第2回の準備編で用意した「Citadel Leaflet(シタデル記録用紙)」を手元に準備しましょう。この用紙は、あなたたちの街の「セーブデータ」そのものです。

用紙には、街の「人口(Population)」や「防衛力(Defense)」、そして現在建てられている「施設」の状況が記録されています。荒野から持ち帰ったさまざまなアイテムや情報は、この用紙に書き込むことで初めて「街の共有財産」として蓄積され、のちの建設やアップグレードに使えるようになります。

集めた「希望(Hope)」を力に変える:Destinyページでのボーナス獲得

探索中、人助けをしたり特定のクエストをこなしたりすることで「希望(Hope)」という特別なポイントを獲得することがあります。この「希望」は、崩壊した世界を生き抜くための最も強力なリソースです。

シタデルフェイズ中、記録用紙の「Destiny(運命)」ページを開いてみましょう。ここには、蓄積した「希望」ポイントを消費することで解放できる、強力かつ永続的なボーナス(スキル上限の解放や、新しい恩恵など)がツリー状に描かれています。厳しい荒野で小さな希望の光を拾い集め、それを街全体の確かな力へと変えていくプロセスは、本作屈指のカタルシスを味わえる瞬間です。

文明を再建せよ:資源を使った施設の建設

シタデルフェイズの醍醐味は、なんといっても「街の拡張(建築)」です。何もない荒れ地に少しずつ施設が建ち並んでいく様子は、厳しいサバイバルの中で確かな成長を実感させてくれます。

荒野で集めた資源(素材や知識など)の精算

探索中に手に入れた「木材」や「石材」などの資材、あるいは古の「知識」といった資源は、シタデルに帰還したタイミングで精算されます。

持っている資源カードを捨て札にする代わりに、その分の数を「Citadel Leaflet(記録用紙)」の資源トラックに直接書き込みましょう。これで、個人の持ち物だったアイテムが「街の共有財産(リソース)」として貯蓄されたことになります。アイテムのままではリュック(インベントリ)の枠を圧迫してしまいますが、街に持ち帰ることで安全な資産へと変わるのです。

建物を建てる(Building):AcademyやForgeなどの建設手順

共有財産として貯まった資源を消費することで、街に新しい建物を建設できます。

建設可能な建物は、専用の「Building(建物)カード」として用意されています。カードに書かれた必要なコスト(資源)を記録用紙から減らし、その建物カードをテーブル上の「シタデル(城塞)のマス」に隣接する形で配置します。例えば「Forge(鍛冶場)」や「Academy(訓練所)」など、限られた資源の中でどの建物を優先して建てるか、プレイヤー同士で話し合って決める時間がこのフェイズの面白さです。

施設がもたらす恩恵:冒険を有利にする永続ボーナスと新しいアクション

苦労して建てた施設は、単なる飾りではありません。今後のゲーム展開を劇的に変える強力な恩恵をもたらしてくれます。

  • シタデルアクションの追加:街に滞在している間だけ実行できる特別なアクションが増えます。例えば、荒野では作れない強力な装備品をクラフトしたり、傷ついた体やデッキをより効率よく回復したりできるようになります。
  • 防衛力(Defense)の向上:一部の建物は、街の「防衛力」の数値を底上げしてくれます。これは、後に発生する「脅威の襲撃」からコミュニティを守るための非常に重要なステータスとなります。

施設を建てれば建てるほど、次回の探索フェイズへ向かう際の「準備」が圧倒的に楽になり、より遠くの危険なエリアまで足を延ばせるようになります。

拠点の防衛とワールドマップの更新

シタデルフェイズで行うべきは、自陣の生産力を上げることだけではありません。この世界は常にネクロドルイドやさまざまな脅威に晒されており、プレイヤーの行動(あるいは不作為)によって世界そのものが形を変えていきます。

脅威から街を守る「防衛力(Defense)」の重要性

街に建物を増やし、豊かになっていくのは喜ばしいことですが、それと同時に「外からの標的」になりやすくなることも忘れてはいけません。

シナリオの進行や特定のイベントによって、シタデル自体が敵からの襲撃を受けることがあります。このとき、被害を最小限に食い止める壁となるのが、記録用紙に書き込まれた「防衛力(Defense)」の数値です。もし防衛力が足りないと、せっかく集めた資源を奪われたり、最悪の場合は苦労して建てた施設が破壊されてしまうこともあります。生産施設だけでなく、防衛力を高める施設の建設もバランスよく進めることが、コミュニティ存続の鍵となります。

ワールドマップ(World Map)の更新:プレイヤーの行動で世界が変わる

本作の壮大なスケールを象徴するのが「ワールドマップ」のシステムです。テーブル上に広げていく通常の地形カード(ミクロな視点)とは別に、プレイヤーはゲームの進行に合わせて全体地図(マクロな視点)である「ワールドマップカード」を更新していきます。

シタデルを拡張したり、荒野で重大なクエストをクリアしたりすると、ゲームブック(Dialogue Book)から「ワールドマップの〇〇番のカードを新しいものと差し替えるように」と指示されることがあります。これにより、未開の地だった場所に新たな道が開通したり、遠くのエリアとの繋がりが視覚的に表現されたりします。プレイヤーの努力が「世界地図を書き換える」という形で永続的に残っていくため、次回の探索がさらに楽しみになる素晴らしい仕掛けです。

キャラクターの成長:経験値(XP)を使ったデッキ強化

シタデルフェイズで成長するのは「街」だけではありません。荒野での過酷な試練を乗り越え、生還を果たしたキャラクター自身も、次なる冒険に向けてさらなる力を手に入れます。

XPの使い道:アクションデッキを自分好みにカスタマイズする

探索中に敵を倒したり、困難なイベントを解決したりすると、プレイヤーは「経験値(XP)」を獲得します。シタデルに帰還した際、この溜まったXPを消費することで、自分のキャラクター専用の「上級スキルカード(Advanced Skill cards)」を購入することができます。

これらのカードは、通常のアクションカードよりも「★(成功シンボル)」が多く描かれていたり、戦闘や探索を劇的に有利にする強力な特殊効果を持っていたりします。自分の得意なプレイスタイル(戦闘特化、回復特化、探索特化など)に合わせて、どのスキルを獲得してデッキを強化していくか選ぶ楽しさは、まさに王道RPGの醍醐味です。

上級スキルカードの獲得と、不要な基本カードの入れ替え

ここで注意すべき、重要な「デッキ構築(デッキビルド)」のルールがあります。アクションデッキの枚数は、決められた規定枚数(初期は15枚)から勝手に増やしてはいけません。

つまり、強力な上級スキルカードを新しくデッキに入れる場合、代わりに初期から持っていた弱い基本カード(★の数が少ないものや、使い道が少ないもの)を1枚選んで、デッキから永久に除外(ゲーム箱に戻す)しなければならないのです。

「強いカードを入れ、弱いカードを抜く(圧縮する)」という作業を繰り返すことで、あなたのアクションデッキはどんどん洗練されていきます。ゲーム序盤では苦労した難易度のアクションも、強化されたデッキなら少ない疲労(カード消費)で楽々と突破できるようになるでしょう!


▶︎ 次回予告:
街の再建とキャラクターの強化を終え、次なる冒険への準備は万端です!……しかし、現実世界の時間は無限ではありません。「そろそろ寝る時間だけど、テーブルに広げた大量のマップやアイテムカードはどうやって片付ければいいの?」
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『The 7th Citadel(セブンス・シタデル)』日本語ルール完全解説ガイド
「世界中で絶賛されている超大作『The 7th Citadel』。前作のファンだし、オープンワールド探索の世界観も最高だから遊んでみたい!……でも、日本語版がないし、1000枚以上の英語カードと40ページ超えのルールブックを前にして、手を出…
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