『The 7th Citadel』準備編:膨大なコンポーネントの整理と初期セットアップ

※本ページはアフィリエイト広告を利用しています
『The 7th Citadel』準備編:膨大なコンポーネントの整理と初期セットアップ 1人~4人用

ついに手元に届いた『The 7th Citadel』の巨大な箱。ワクワクしながら蓋を開けると、そこにはぎっしりと詰まった1,000枚以上のカードと大量のトークン……。「最高に面白そうだけど、一体何から手をつければいいんだ?」と途方に暮れていませんか?

ちょっと待ってください!ボードゲームに慣れている人ほどやりがちな「とりあえずカードの束を開封してシャッフルする」という行為は、本作において絶対にやってはいけないタブーです。(取り返しのつかない大惨事になり、最悪の場合はゲームがプレイ不可能になってしまいます!)

本記事では、そんな開封直後の不安と事故を防ぐために、「絶対に失敗しないコンポーネントの整理手順」と「最初の冒険に出るための初期セットアップ」をステップバイステップで分かりやすく解説します。

この記事の通りにディバイダー(仕切り板)を使ってカードトレイを構築しておけば、今後の数十時間に及ぶキャンペーンの準備や片付けが驚くほどスムーズになります。面倒な下準備はここでサクッと終わらせて、いよいよネクロドルイドの支配下から脱出する過酷なサバイバルの支度を整えましょう!

箱を開けたら最初にやること(コンポーネントの整理)

『The 7th Citadel』の巨大な箱を開けると、そこには大量のカード束と無数のトークンが待ち受けています。はやる気持ちはわかりますが、いきなりゲームを始めることはできません。まずは今後の数十時間に及ぶ快適な冒険のために、コンポーネント(内容物)を正しく整理しましょう。

【警告】絶対にカードの束をシャッフルしないでください!

本作および前作『The 7th Continent』を初めてプレイする方に向けた、最も重要かつ絶対のルールです。箱に入っている数百枚のカード束(AdventureカードやExplorationカードなど)を、絶対にシャッフルしないでください。

このゲームは「指定された番号のカードを箱から探し出して場に出す」ことで物語が進行する、ゲームブックのようなシステムを採用しています。カードはあらかじめ工場出荷時に正しい順番(番号順)で並べられています。もし誤ってトランプのようにシャッフルしてしまうと、ゲーム中に必要なカードを見つけるのに地獄のような時間を費やすことになり、最悪の場合はゲームがプレイ不可能になります。カードの束を覆っている透明なフィルムを剥がしたら、そのままの順番を崩さずにそっと箱に収めてください。

ディバイダー(仕切り板)を使ったカードトレイの構築手順

カードの束を崩さないよう注意しながら、箱の中の専用トレイにカードを配置していきます。このとき、ゲームに付属している数十枚の「ディバイダー(仕切り板)」を使って、インデックスを作ります。

  • 番号付きカードの整理:緑背面のExploration(探索)カードや、金背面のAdventure(冒険)カードなどは、ディバイダーを使って「000〜049」「050〜099」のように番号帯ごとに細かく区切って収納します。これにより、ゲーム中に「〇〇番のカードを引く」と指示された際、辞書を引くように数秒でカードを取り出せるようになります。
  • プレイヤー用カードの整理:青背面のAction(アクション)カードや、各キャラクター専用のスキルカードなども、対応するディバイダーで分けて収納しておきましょう。

トークン、フィギュア、ダイアル類の仕分け

カードの整理が終わったら、厚紙のボードから各種トークンを慎重に抜き取り(パンチアウトし)ます。

  • ダイアルの組み立て:プレイヤーの体力(ライフポイント)などを管理するためのダイアルを組み立てます。プラスチックの留め具(リベット)を使って、数字が書かれた円盤を挟み込んで固定します。
  • トークン類の分別:資源(Resource)トークンや状態異常トークンなど、ゲーム中に頻繁に出し入れする細かいコンポーネントは、100円ショップなどで買える「仕切り付きのピルケース」や小さなタッパーなどに小分けにしておくと、プレイアビリティが劇的に向上します。
  • フィギュア(ミニチュア):プレイヤーがマップ上で動かすキャラクターのフィギュアを取り出しやすい場所に配置します。

新しい冒険の始まり:キャンペーンの準備

コンポーネントの整理が終わったら、いよいよゲーム本編の準備(セットアップ)に入ります。ここでは、これから数十時間をかけて挑む壮大な物語の「土台」を作り上げていきます。

最初のシナリオ「A New Beginning(新たなる始まり)」の選択

本作は、1つの大きな目標である「脅威(Threat)」に立ち向かうキャンペーンゲームです。しかし、ゲームを購入して一番最初にプレイする際は、必ず「A New Beginning(新たなる始まり)」というチュートリアルを兼ねた導入シナリオからスタートします。

これは、プレイヤーたちがネクロドルイドの支配下から脱出する緊迫のプロローグとなっています。まずは説明書の指示に従って、このシナリオに対応する「Threatカード(脅威カード)」を箱から探し出し、テーブルの専用エリアに配置してください。カードの表面には、このシナリオの目的や特別なセットアップ手順が書かれています。

「Citadel Leaflet(シタデル記録用紙)」の用意と初期記入

キャンペーンを通じて、プレイヤーたちの拠点となるコミュニティの発展や、物語の進行度を記録するための超重要アイテムが「Citadel Leaflet(シタデル・リーフレット)」です。

箱の中に紙の冊子として同梱されていますが、ゲーム中にペンで書き込みを行うため、直接書き込むのに抵抗がある方は公式サイトからPDFをダウンロードして印刷(コピー)しておくことを強くおすすめします。準備ができたら、リーフレットの表紙に「自分たちのコミュニティ(拠点)の名前」を誇り高く記入しましょう!ここからあなたたちの歴史が刻まれていきます。

Threat(脅威)カードと専用デッキの準備

各シナリオ(脅威)には、その物語専用のイベントや特殊な敵が含まれる「Threatデッキ(脅威デッキ)」が存在します。

セットアップの指示に従い、指定された番号のカード群を箱から抜き出して、裏向きの山札(Threatデッキ)を作ります。このデッキは、探索を進める中で特定のイベントを発生させたり、シナリオの進行度を管理したりする「ゲーム進行の心臓部」となります。ゲームからの指示があるまで、絶対に表面を見ないようにして指定の場所に置いてください。

プレイヤーの準備:キャラクターとデッキの構築

シナリオと拠点(シタデル)の基本設定が終わったら、次はプレイヤー自身が操る「分身」の準備です。ここではキャラクターの選択と、ゲームの心臓部となる「アクションデッキ」の構築を行います。

キャラクターの選択と初期アイテム(装備)の獲得

まずは、用意された複数のキャラクターの中から、自分がプレイしたい人物を1人選びます。各キャラクターには固有の能力(スキル)や得意なプレイスタイルが設定されています。

  • キャラクターカードの受け取り:選んだキャラクターのカードと、対応するミニチュア(フィギュア)を自分の手元に置きます。
  • 初期アイテムの獲得:シナリオ(Threatカード)の指示に従い、ゲーム開始時に所持している初期アイテムや装備品のカードを番号順に箱から探し出し、手元に配置します。

アクションデッキの構築(基本スキルカード15枚)

本作において、行動の成功判定(ダイスの代わり)と「スタミナ」の両方の役割を果たすのが、青い背面の「アクションデッキ」です。

セットアップの指示に従い、各プレイヤーは自分のキャラクターに対応する15枚の基本スキルカードを箱から取り出します。この15枚をしっかりとシャッフルし、裏向きにして自分の手元に置きます。これがあなたの初期アクションデッキです。ゲームを進めて経験値(XP)を得ることで、このデッキに強力な上級カードを組み込み、自分好みに成長させていくことになります。

ライフポイント(体力)の初期値とダイヤルの設定

最後に、コンポーネント整理の段階で組み立てたプレイヤー用のダイヤルを使って、ライフポイント(体力)を設定します。

開始時のライフポイントは、シナリオの指示によって決まります。指定された数値にダイヤルのメモリを合わせましょう。荒野の探索中にダメージを受けてこの数値が「0」になってしまうと、キャラクターは意識を失い(Unconscious)、冒険の失敗(ゲームオーバー)に直結する非常に危険な状態に陥ります。ダイヤルの数値とアクションデッキの残り枚数は、ゲーム中常に気を配るべき最重要リソースです。

テーブル上のセッティング:いざ荒野へ!

キャラクターの準備が整ったら、最後はテーブル中央(プレイエリア)のセッティングです。ここから、あなたたちの広大なオープンワールド探索が始まります。

プレイエリアの構築:開始地点(Terrain Card)の配置

シナリオ(Threatカード)のセットアップ指示に従い、冒険のスタート地点となる「地形カード(Terrain Card)」を箱のインデックスから探し出します。

見つけた地形カードを、テーブルの中央に表向きで配置してください。この1枚のカードが、これから何十枚にも広がっていく巨大なマップの中心となります。ゲームが進むにつれてカードが四方八方にどんどん展開していくため、テーブルのスペースはできるだけ広く確保しておくことをおすすめします。

フィギュアの設置とゲーム開始宣言

最後に、各プレイヤーは自分のキャラクターのフィギュア(ミニチュア)を、先ほど配置した開始地点の地形カードの上に置きます。

これで『The 7th Citadel』のすべての初期セットアップが完了しました!最初は分厚いルールブックと大量のカードに圧倒されたかもしれませんが、一度ディバイダーで整理してしまえば、次回からの準備は驚くほどスムーズになります。

さあ、深呼吸をして、城塞の門を開けましょう。過酷で魅力的なダークファンタジーの世界でのサバイバルが、今ここに幕を開けます!


▶︎ 次回予告:
無事に荒野へと足を踏み入れた皆さん。次の基本編:独自の『探索システム』とアクションの処理では、実際にマップを広げていく手順と、ダイスの代わりとなる「アクションデッキ」を使ったハラハラドキドキの成功判定のやり方を徹底解説します。お楽しみに!

『The 7th Citadel(セブンス・シタデル)』日本語ルール完全解説ガイド
「世界中で絶賛されている超大作『The 7th Citadel』。前作のファンだし、オープンワールド探索の世界観も最高だから遊んでみたい!……でも、日本語版がないし、1000枚以上の英語カードと40ページ超えのルールブックを前にして、手を出…
タイトルとURLをコピーしました